新年あけましておめでとうございます。 今年も株式会社NASUをよろしくお願いします。今朝、NASUのみんなに向けて書いた年始の言葉をNASUメディアにも書きます。



よく会社を船に例えられますが、人気漫画『ONE PEACE』で例えるとしっくりきます。(読んでない人はごめんなさい)今年のNASUは、今までいた海から強い敵がいるちょっと厳しい海に入っていきます。 厳しい海とは、法人様との長期契約で、着実に進んでいます。長期契約でこそデザインの力が発揮されるのはみなさんも実感されているでしょう。ぼくらは新しい海に足を踏み入れました。これは昨年、長期契約でお世話になっている法人様をはじめ、目の前のデザインにみんな一丸となって真摯に向き合ってきたことが大きい。そして、さらに拡大すべく出版や新しいサービス作り、WEBサイトの改善など進められました。



デザインの力を信じてNASUにご依頼くださった皆様、そしてNASUのみんなに心から感謝しています。


NASUのチーム力でいえば、ちょうど先日ロフトプラスワンでのイベントでも話をしました。7人体制になったNASUは、ぼくひとりのときより圧倒的にクオリティが高く、広く拡散されています。チームになるとぼくが関われる部分が薄くなりクオリティが下がるのでは? という懸念が正直なところありました。でもそれはぼくの奢りであり、失礼な話でした。相当反省していた年末でした。 ぼくひとりでは到達できなかったところにまだ来ています。

広く濃くは実現できる。

しかし、ここからが本当のスタートだとも思っています。課題はまだまだたくさんあります。任天堂と比べるのが正しいかわかりませんが、まだ任天堂時代にいたチームや任天堂時代の自分に追い付けてないと思うところもあります。

NASUは日本社会で存在価値を示し残せると本気で思っています。日本にデザインで結果を残し、あらゆる日本人がデザインっていいなって思えるところまで持っていける。


ただし、これはあくまでぼくの幸せです。 みんなの幸せはぼくとは違います。みんなはそれぞれ自分の幸せを追求してください。自分の幸せがぼんやりしていえてもいい。ぼくがいっしょに見つけます。自分個人の幸せがNASUの幸せにもなる。そんな船を作るのがぼくの大きなミッションだと自覚しています。 今年、ぼくは本気で経営者として行きます。今までデザイナーだからと逃げていました。そんなダメ経営者は卒業します。そして、ヒットを生み出すプロデューサーになります。プロフェッサー前田をやっていきます。

ぼく自身、まだまだ人間として未熟なところが多々ありますが、NASUをいい船にします。2022年もNASUをよろしくお願いします。 今年もどうぞ力を貸してください。

2022年元旦


株式会社NASU
代表取締役 前田高志