まずは、前田さんをトレースする。5人目のNASUメンバーはアートディレクター候補のときめきデザイナー。
※まえだたかしの個人ブログから、記事を移行しました。
2020年6月より株式会社NASUに、デザイナーとして水上肇子(みずかみはつこ)が入社しました。
NASU代表の前田は、漫画家へ転身することを宣言して以降、漫画を描くための環境を整えています。NASUメンバーを増やしているのはその一環で、今回アートディレクター候補のデザイナーを採用しました。
水上さんは前田さん主宰のオンラインコミュニティ、前田デザイン室からの採用です。
株式会社NASUの水上肇子です。
水上:NASUのデザイナーとして入社した水上肇子です。
デザイン事務所でグラフィックデザイナーとして4年、化粧品会社で2年、デザインをしていました。前田デザイン室には2年前から入っています。
水上:私、新卒で働いていたデザイン事務所を辞めてから、先のことをすごく悩んでて。その時に前田デザイン室を見つけたんです。
前田:悩みっていうのはなんだったの?
水上:仕事としてデザインしてきたんですけど、「向いてないんじゃないか」とか、「面白くないな」と思い始めてて。そう思ってる自分が嫌だったんです。せっかく高校も美術系の学校に行って、大学も美術大学に行って、こんなにやってきたのに「デザインに対してマイナスな気持ちになるのは間違ってるのかな」と思ってしまって。
前田:仕事内容が面白くなかったってことかな。どういう仕事が多かったの?
水上:ファッション系の仕事が多かったんですけど、そのデザイン事務所の上司が「とにかくかっこいいもの、かわいいもの作れ!」って感じだったんですよ。
それまで学校で学んできたことって、結構コンセプチュアルなことが多かったんです。だから仕事としてデザインするときに、かっこいいとか、かわいいものを作るっていう表面的なものでいいのかなって。
前田:たしかにね。デザイン会社って、僕らもそうだけど稼がないといけないから。ビジネスライクにかわいいものかっこいいものをパッと作って、それを回していくというのは、デザイン会社としては多いケースかもしれない。
水上:トレンドに乗るというのも1つの方法だと思うし、そこは否定しないんですけど、自分が今まで学んできたこととのギャップがありました。
ちょうどそのとき先輩が独立してたんですよ。その先輩から「小手先だけで上手くなるな」と言われて、私もそうだなと思ったので辞めました。
───水上さんが新卒で入ったファッションのデザイン事務所って、何年くらい勤めてたんですか?
水上:4年くらいです。
───前田デザイン室に入ったときとは、違う会社ですかね?
水上:そうですね。ファッションのデザイン事務所を辞めたいなと思っていたときに友達が近くで働いていて、そこはUI/UXの会社だったんですけど、アルバイトに誘われて働いていました。今までやってきたデザインと違うことをして、一旦それまでの仕事のことから離れたいと思ったんです。
───ということは、水上さんはNASUで4社目になるんですよね。NASUの前に働いてた化粧品会社って、確か前田デザイン室に入ってからの転職でしたよね?
水上:はい、2年前くらいですね。前田デザイン室に入って、しばらく経ったときです。
前田:そういえば転職活動していたとき、はっちゃん(水上さん)って、任天堂を受けようとしてたよね。
水上:はい。会社を選ぶ基準が「関西でグラフィックデザインができて、自社で製造販売してるところ」だったんです。そしたら転職エージェントで勧められたのが、任天堂と化粧品会社の2つしかなくて。受けたら任天堂はだめで、化粧品会社が採用になりました。
前田デザイン室での活躍
───前田デザイン室を知ったのはいつでしたか?
水上:UI/UXのアルバイトをしていたときにPinterestを見ていて、前田さんが作ったロゴを見つけたんです。
前田:へえ!どんなロゴ?
水上:ファンファーレさんだったと思います。
水上:ロゴから前田さんのブログに飛んで記事を読みました。前田さんって、ブログに30歳の頃の悩みを書いてたじゃないですか。私もちょうど30歳手前くらいの歳で、全く同じように悩んでたので会ってみたいなと思いました。
前田:えぇ!?そうだったんだー!
水上:はい。それでしばらくブログを見ていたら「前田デザイン室はじめます」ってお知らせがあって。気になってたんですけど、どんなものか分からなかったので、外から1期生の方の様子を見ていました。そしたらタロットカードの絵をドットで作る「タドットカード」プロジェクトが動いているのを見て、楽しそうだなと。
正直、前田「デザイン」室って名前だからバリバリデザインしている高尚なイメージがあったんですけど、「想像より気楽に参加できるかも」と思って入りました。
水上:それにデザインに対して楽しくないって気持ちが出てきてしまってたときだったので、前田デザイン室に入って「純粋な楽しさを取り戻したいな」って。
前田:まさに前田デザイン室のコンセプト通りの「クリエイターストレスの発散」だね。見つけてくれてよかった。
水上:入ってみたら、楽しかったです。「うんちの缶バッジを作ろう」というプロジェクトは衝撃でした。会社でデザインしていたら、「デザインってこうあるべき、かっこよくあるべき」という頭でっかちなものになっていってたので、「うんちの缶バッジなんか作っていいんですか!」って感動がありました。
前田:うんちの缶バッジめっちゃよかったよね。あのプロジェクトは、はっちゃんの缶バッジがきっかけで盛り上がった気がする。うんちの缶バッジって、かわいい、かっこいいとか、流行が関係ないもんね。だから、楽しんでやれた。あれはどういうコンセプトで作ったの?
水上:元々ああいうグラフィックが好きなんですけど、1回も仕事でやったことがなかったので、この際ガッツリやってみようと思って。
───去年の4月からは前田デザイン室にて「デザインスクールスイスイ」という、デザインスキルを伸ばす取り組みが始まりましたね。そのコーチとして、メンバーの中でもデザインの習熟度が高い3名を前田さんが指名し、その中の一人に水上さんが選ばれました。指名されたときは、どういう心境でしたか?
水上:前田デザイン室でいろいろと活動していた自覚はあるので、「見ててくれてたんだな」とうれしかったです。
前田:見まくり!
(一同笑)
───私の中で水上さんと言えば、2018年秋の岐阜合宿で出店するグッズを作ろうってなったときの印象がすごいです。確か「Panty Party」ってテーマでパンツをアートしようって。それで水上さんが作ってくれたのが……、
水上:ああ、「パンティーの山」ですかね!
前田:そう(笑)。
合宿のときに、僕が一人一人に作ったものをレビューしていて、画面にはっちゃんが作ったこの作品がでてきた。それで僕が「これはなに?」って聞いたら、堂々と「パンティーの山です。」って言うから面白かったな。
水上:「パンティーの山」は、正直何も考えずに作ったんです。私には、なんでみんなが笑ったのか分からなくて。家に帰ってからそのときの録画を何回も再生したけど、やっぱり分からなかったです……。
前田:(笑)。
面白いっていうか、「Panty Party」っていう名前だけのお題があって、それを聞いて作ったものが山にパンティーを履かせた。そこが普通じゃないよね。かわいい、かっこいいとか求める人じゃないのよ元々。そこは僕と似てるとこ。面白いことがやりたいんじゃないかな。
水上:あれは山にパンティーを履かせたんじゃなくて、貼りつけたんですけどね(笑)。そうですね、面白いことをやりたいです。
───このエピソードがあったからか、コミュニティ内では水上さんといえば「パンティーの山」っていうイメージでした。それもあってモザイクがついたパンツを作る「モザイクパンツ」プロジェクトは、水上さんが前田さんからプロジェクトリーダー、アートディレクターに指名されましたね。
水上:はい。ただその頃、当時勤めていた会社が、サービスをリニューアルする時期に差し掛かっていました。
仕事で忙しかったときに、モザイクパンツプロジェクトのプロジェクトリーダー、アートディレクターを頼まれて。どうしようかなと悩んでいたとき、前田デザイン室メンバーで親しくしているもんさんという人に相談しました。「やった方がいいよ」って背中を押してもらったこともあり引き受けることにしました。
前田:そうなんだ。ちょっとその話聞いてたけど、悩んでたんだね。
水上:そうなんです。悩むって言っても30分くらいですけどね。
───プロジェクトリーダーをやってみてどうでしたか?
水上:やっぱりリーダーとなると、方向性を導いたり決定することが多いので、その1つ1つにズシンズシンと責任を感じました。
このプロジェクトでは、制作費の資金調達のためにクラウドファンディングをすることになっていたので、それも絶対成功させたいと頑張りました。クラウドファンディングがスタートしたら開始5分くらいで川端さんという方が、なんと100万円のリターンを支援してくれたんです。でもその後は、支援者が停滞してしまって……。最終的には成功しましたが、そこに至るまでの間は、失敗するんじゃないかと胃が痛かったです。
浜田:「パンツの在庫かかえて死にたくない」とか言ってたよね(笑)。
水上:(笑)。
あのパンツは原価も相当かかってたし、5000円っていう強気な値段で販売してたので。
前田:でも今となってみれば、パンツの在庫余ってるって、めちゃめちゃうけるでしょ!?残る方が面白いんじゃない。これに関しては。
水上:今ならそう言えますが、あのときは売れないのが怖くて、ずっとTwitterで宣伝しまくってました。
前田:そういう経験してるのいいよね。はっちゃんの頑張りに刺激を受ける人もいたんじゃないかな。
水上:人に届ける大変さを「パンツパンツ」と言いながら感じました。
────モザイクパンツのクラウドファンディングが終わってから、水上さんと前田さんの対談、浜田がモデレータとして青山ブックセンターでトークイベントしましたが、いい会でしたよね。水上さんが「前田デザイン室に入ってデザインが楽しいと思えるようになった」って言ってくれたから前田さんも私もウルウルきて。
前田:あれは、すごくいい会だったね。
───水上さんはオンラインコミュニティからの入社ということで、前田デザイン室の活動で感じた心の変遷を聞きたいです。
水上:仕事のデザインが面白くないと思ったときに前田デザイン室に入って、みんなで作った雑誌『マエボン』の中の「ダサT」(ダサいTシャツ)コーナーを担当しました。
仕事じゃないのにめっちゃくちゃ暑い日の朝7時とか6時に撮影しに行って、結構大変だった記憶はあります。だけど、そうやって自らプロジェクトに参加するということは「クリエイティブを楽しみたい」って気持ちが私の中に残ってたんだなって、再確認出来てよかったです。
───そのときはしんどいとか、眠たいとかはあると思うんですけど、嫌にはならなかったということですかね?
水上:はい。前田デザイン室で活動してたら、学生時代を思いだしました。学生のとき自分の作品に対してどれだけ時間を注いでもつらくなかった。つらいけど、つらさの質がぜんぜん違う。それをもう1回思い出せたなって。
水上さんがNASUに入社するまで
───前田さんに伺いたいのですが、水上さんをNASUメンバーとしていいな、と思っていたのはいつ頃からですかね。
前田:去年の秋にNASUで主催したBBQのときかな。NASUに土田真巳ちゃんが入りたてだったから、これから会社がどうなるか分からないし、そんなにすぐではないけどどうかなーって。「将来どうなろうとしてるのかな?」とか聞いたよね。
水上:はい、その頃は当時勤めていた会社に不満がありました。社長の気持ちも分かるんだけど、考えがズレ始めていたんです。先輩は「サラリーマンだから、ここで働く以上は社長の言うことは尊重しなきゃね」って言ってて。それも分かるけど、どうしても納得がいかないことは、その不満について社長と話し合うこともありました。
自分が納得できないことをするストレスが思った以上にあったんです。新卒で入ったデザイン事務所で働いてたときは、終電までの長い時間働くことが嫌だと思っていました。でも転職して化粧品会社で働くようになったら、早く帰られるようになったのに、デザイン事務所で働いてたときよりストレスがずっと重いのはなんでだろうと。そこで「あれ、私は遅くまで働くのが嫌じゃなかったんだ」と気づきました。デザインに没頭できる環境に戻りたいなって。
その頃、前田さんが「デザイナーを募集しています」ってツイートしているのを見て、我慢できなくなってDMしました。
現在は募集を行っておりません。
前田:来たわ!僕って、そのときなんて返信したっけ?
水上:「あ!まじか!」って。
(一同笑)
前田:僕っぽい。
水上:それと「ちょっと待ってて、また連絡するわー。」でした。
───では、改めてNASUで働きたいと思った理由を聞きたいです。
水上:1番は「尊敬できる人の元で働きたいな」と思ったからです。前田デザイン室の活動を通して前田さんをずっと見ていて、前田さんをデザインだけじゃなく考え方もトレースしたいくらいの気持ちで尊敬してるので。
あと、前田さんは自分の気持ちに素直に発信してるから、私もそうありたいと思ったことが大きいです。前の会社のときは、会社の中で立ち回るにあたって、会社での自分を作らないといけなかったんです。それがすごいしんどくて。私は建前もできないから。
前田:わかる、僕もそういうのできない。
───前の会社を辞めてNASUに来ることでなにか困ることとか、不便なことはありましたか?
水上:特に思いつかないですね。でも「覚悟は決めないといけないな」というのはありました。
前田:はっちゃんだけじゃないけど、NASUに入る人には「会社だし僕の求める理想もあるから、一緒に働くとなると理不尽なことあるし、つらいこともあるだろうけど、それを覚悟して」って言ってる。
───水上さんは、今後NASUでどういう風になっていきたいですか?
水上:それをちょうど、先ほどもお話した、前田デザイン室メンバーのもんさんにコーチングしてもらって、将来について壁打ちしたら、ぼんやりしてた輪郭がはっきりしたんです…………。あれ、でも忘れました……。
(一同笑)
水上:あ、思い出した!
前田さんが「もっと前田デザイン室や、NASUの業務の別のところに集中したい」と言っていたので、これからアートディレクターとして、できるようになりたい。前田さんの仕事を奪う、じゃないですけど、それくらいできるようになることが目標って話したんだった。
前田:いいね。奪ってほしい。
水上:はい!
コーチングの話の続きになるんですが「それをするためには、どうすればいいですか?」と聞かれて、「前田さんのnoteやNASU本(前田さんの作品集+ビジネス本)を見るだけじゃなくて、自分の中に吸収しないといけない」って話をしたんですね。
すると「じゃあ、はっちゃんのデザイナーとしての色はどこにあるの?」と聞かれました。すぐには答えがでなくて考えていたところ、「前は、なんで化粧品会社に入ったの?」って質問を受けて。それで思い出したのですが、化粧品会社に入った理由はちゃんとあるんです。
化粧品って嗜好品だから別に命にかかわるものじゃないし、無くても生きていけるじゃないですか。「でもなんでほしいか?」って言ったら、そこにときめきがあるからなんですよ。そういうときめきを作るデザインって感性がぶつけられると思ったんです。私は、そのときめきを与えられるものを作りたい。
前田:いいねそれ。
水上:私、サイトウマコトさんというデザイナーが好きなんですけど、サイトウさんの作品はもう説明するのが野暮なくらいのときめきがあるんですよ。だからそういうものが作りたいなって。
前田:青い骨のデザインとかが有名な方だよね。
水上:そうです。トレースした上で、心がときめくようなデザインを作っていきたいというのが今後の展望ですね。
NASU代表 前田高志へインタビュー
───前田さんに伺います。水上さんは定期的に前田デザイン室のプロジェクトに参加してくれてたから、「デザインができていい人だな」という気持ちはずっとあったんですか?
前田:ずっとじゃないけどね。はっちゃんが任天堂を受ける前に、仕事のポートフォリオ見せてもらったんだけど、「広告のデザインしてる人だな」って印象だった。いい感じだけど、飛び抜けて「わぁ!素敵!」って感じじゃなかった。だけどうんちの缶バッジはすごく良かった。
───水上さんらしさ、みたいなところですか?
前田:らしさというか、クオリティめちゃめちゃ高いしいいなって。広告系のデザインを作るよりは、世界観を作る方が上手い気がした。
───去年の秋頃からNASUに雇用することを考え始めてたと思うんですけど……
前田:その頃仕事が増えてきてたから、やっぱり経験がしっかりあるデザイナーの人も必要だなってね。
───水上さんがいいと思った理由はなんですか?
前田:年齢的にもキャリア的にもよかったし、あと前の会社の不満も聞いてたし。
ただ正直言うと、秋頃はそこが気になってた。ひょっとしたらその不満って、環境とか、人のせいにしているのかなと。それからモザイクパンツプロジェクトのときで言えば、仕事もやってるなかで忙しいのはわかるんだけど、もうちょっとスピード感ほしいなとも思った。
でも僕と一緒に働きたいって気持ちは嬉しかったし、はっちゃんのデザイナーとしての能力の高さも知っていたし、何よりはっちゃんの意思が強いから採用を決めた。
───改めて水上さんの魅力を聞きたいです。
前田:髪型かなー。
水上:髪型!?
───前田さんボブ好きですもんね(笑)。
前田:まぁ、それは冗談だけど。はっちゃんは基礎造形力が高いからね。入社してから想像以上だなと感じた。それは高校のときから美術に触れてきたから。よく美術大学に行ってないのがコンプレックスの人っているんだけど、行かなくても上手くやる人はいる。美術大学に行ってない人は別の強みがあるかもしれないし。だけど造形の基礎力はやっぱり絵とか美術に触れてる総時間だから、高校から美術に触れてるのは強み。
それにさっきも言ったけど、はっちゃんは世界観が作れるから。僕はデザイナーがデザインした、いかにもおしゃれみたいなものは嫌なのよね。それを打ち破れるのって、世界観を作れることだから。主にこの2つがはっちゃんの魅力。
あとキャラクターも素直だし、ちゃんと自分を持ってて汲み取る力もあるし、総合力が高いと思う。
───今後水上さんに望むことはなんですか?
前田:第1段階は前田高志をトレースすること。そこから始めてほしい。でもトレースしたところで、絶対に僕と同じにはならない。そこからはっちゃんらしさが自然と湧き出る。次の段階としては、アートディレクターになって、NASUの水上さんにって仕事を増やしてほしい。
土田と吉田をデザイナーにして、あとは3人で頑張ってもらいたい。
(一同笑)
───いなくなるみたいになってますね(笑)。
前田:もちろん、僕もデザインの仕事もするけどね。3人でデザインが回るくらいにしたいんだけど、一生を巻き込みたくないなとも思っていて。
もしかしたら、吉田が独立したいって言うかもしれないし、土田が他の人生の喜びを見つけるかもしれない。はっちゃんが国際結婚をして海外に移住しなきゃならなくなるかもしれないし、浜田さんも作家としての道を歩んでいくかもしれない。僕もデザイン会社を辞める可能性だってある。そうなったときに次の世界で通用するように、個人の力を高めてもらいたいな。もちろん、まだまだ先の話だけどね。
───前田さんの今後の目標としてはコミュニティが本業で、あとは漫画を描くことですかね?
前田:そう、漫画を描くこと。NASUはコンテンツの会社にしたいと思ってる。デザインはもちろんやるけど、自社コンテンツも持って、それをデザインの力で広めていきたい。
1つのコンテンツを作ったら、グッズとか、あらゆるデザインが必要になるから。そのためにも、はっちゃんにアートディレクターになってほしい。これが今後の展望です。
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