本も妻も仕事も「欲しいものは必ず手に入れる」!NASU初の男性メンバーは、東京在住のデザイナー
2021年10月より、株式会社NASUにデザイナーとして小野幸裕さんが入社しました。
小野さんはNASU代表の前田さんが主宰するオンラインサロン「前田デザイン室」の29期生でもあります。2021年の5月からNASUでアルバイトを始め、正社員になりました。
小野さんはNASU初の男性メンバーであり、NASU初の東京在住メンバーでもあります。入社までの経緯とNASUの新メンバーとしての意気込み、デザインに対する熱い想いをうかがいました。
株式会社NASUの小野幸裕です。
小野:NASUにデザイナーとして入社した小野幸裕です!前田デザイン室には2020年の7月に入会して、今年の5月からNASUでアルバイトとして働き始めて、10月から正社員になりました。
ーーー小野さんはデザインの専門学校を卒業されてるんですよね?
小野:はい、そうです。でも実はその前に大学も卒業しています。教育学部で、幼稚園と小学校の教員免許を取得しました。でもいざ就職となると「先生になるのはちょっと違うな」って思い始めて…。そこから大好きな音楽に関わる仕事がしたいと考えるようになったんです。
自分でバンドをやっていた経験もあるんですが、音楽でご飯を食べられるほどの実力はないな…と気がついて。じゃあどう関わっていこうと考えたときに、ジャケットやチラシのデザインができたらいいなと思ったんです。バンドや楽曲の世界観を表現したり、聴く前からワクワクさせられるようなデザインができたら最高だなと思って、専門学校に入学しました。
ーーーそうだったんですね。卒業後はどのような会社に就職されたんですか?
小野:ライブハウスに就職して、イベントのチラシをデザインしていました。ただ、仕事内容は営業とかイベントのブッキングがメインでしたね。初めての営業で手一杯になっているなかでデザインもしていたので、どうしても片手間みたいになってしまって。そんな状況が辛くて心が折れちゃいました…。
ーーーやりたい仕事とギャップがある状況で頑張るのは大変ですよね。
小野:かなりしんどかったですね。それで、広告代理店にデザイナーとして転職しました。薬局で使う医薬品とかのポップを作ったり、やっとデザインの仕事ができたんですけど、入社してすぐにコロナが流行り始めて…。出勤日数を減らそうってことになって、休みがかなり増えたんです。今度こそデザインの仕事だけをして、ちゃんとデザイナーになれると思っていたので、かなり落ち込みました。
ーーー心機一転して頑張ろうと思った矢先に、コロナ禍になってしまったんですね…。
小野:このペースで働いていて、ちゃんとデザインができるようになるのかなって、いつもモヤモヤしていました。このまま中途半端なデザイナーになっちゃうのは嫌だっていう焦りとか、不安がすごくて。だから休みの日はスキルアップのための勉強をしようと思ったんです。いろいろ検索して見つけたのが、Schooの前田さんの授業でした。
前田:それ嬉しいな!
小野:話を聞いていて共感したり、こうしたらいいんだって思えたり、すごくわかりやすかったんです!それで前田さんのことが気になって調べました。Twitterを見つけて、そこから前田デザイン室を知って。面白そうだとは思ったんですけど、オンラインサロンがどういうものかよく知らなかったので、いきなり入る勇気はありませんでした。それでまず『マエボン2』を購入したんです。前田デザイン室がどんな活動をしているのか知ろうと思って。
ーーー『マエボン2』を読んでみて、前田デザイン室への印象に変化はありましたか?
小野:すごく面白かったし、前田デザイン室の雰囲気もよくわかって、さらに興味が湧きました!そのあとすぐに『NASU本』っていうのもあると知ったんですけど、探しても数量限定だから売ってないんですよ。めちゃくちゃ欲しくて、どうにか手に入らないか必死で調べました。
前田:穏やかそうに見えて、意外に熱い一面があるよね。
小野:一回欲しいと思うと、手に入れないと気が済まなくなるタイプなんです(笑)。調べていたら青山ブックカーニバル(青山ブックセンター本店と、各業界で活躍する12の団体で開催した「オンライン文化祭」)でNASU本を売るって情報を得たので参加しました!
前田:前田デザイン室も出店していて、その日だけ限定でNASU本が買えたんだよね。
小野:Remo(バーチャルな会場でイベントを開催できるオラインツール)で開催っていうことで、オンラインツールなんて使ったことがなかったからちょっと不安もあったんですけど思い切って参加しました。何がなんでもNASU本が欲しかったので(笑)。
前田:そのときが初対面だよね?
小野:そうですね。無事にNASU本を手に入れて、前田デザイン室のメンバーの方とお話していたら、そこに前田さんがひょこっと入ってきたんです。「マエボン、めっちゃ読みました!」とか、いろいろと話してたんですけど、しばらく経ってから前田さんがふと「全然お客さん来ないな〜」って言い出して(笑)。
前田:完全に前田デザイン室のメンバーだと思って話してた(笑)。小野くんの空気がもう、前デっぽかったんだと思う。
小野:そこそこ話したのに、お客さんだと思われてなかったんだ!って面白かった記憶があります(笑)。
前田デザイン室でプロジェクトリーダーを経験
前田:そのあとすぐに前田デザイン室に入ってくれた感じだよね?
小野:6月20日にNASU本を買って、7月から入りました。そのころの前田デザイン室は常に満席状態で、人数制限があって入りづらかった時期なんですけど、タイミングよく空きが出たんです。
前田:マエボンとNASU本を気に入ってくれたのが、入会のきっかけになったの?
小野:もちろん本も面白くて気に入ったんですけど、青山ブックカーニバルで前田さんと話したのが最後の一押しになりましたね。「もっとデザインを学びたい、もっと人と交流したい」という気持ちが高まって。オンラインサロン自体が始めてだったので、どう動けばいいのかわからなくて、入って2ヶ月くらいは活動を見ているだけだったんですけど。
前田:「マエボン2」のポップを作って、青山ブックセンターに持って行ってくれたことあったよね?岸田奈美さんが本を出すのに乗っかって「この本にも岸田さんのインタビュー載ってますよ〜」って流れでポップを置かせてもらうことになったとき。
小野:それがちょうど2ヶ月後くらいだと思います。そこから積極的に動き始めて『勝てるデザイン』のワークにも参加しました。
前田:『勝てるデザイン』は2021年3月に発売だったけど、収録してるワークは去年の夏くらいから前田デザイン室のメンバーに先行してやってもらってたんですよ。事例として掲載させてもらうために。小野くんは3ページくらい載ってるよね。
小野:そうですね!たくさん載せていただいてます。デザインの力をつける、いい機会だなと思って参加しました。やれるだけやってみようと思って手を動かし始めたら、純粋に楽しくて。前田さんが大学時代に考えたオリジナルの課題や、実際に経験したワークがベースになっていて、やっていてすごく面白かったです。
前田:メンバーの中で一番やってるんじゃないかな?
小野:ほとんどのワークをやりました。色彩ワークや貼り付けたりとかの造形系はやってないんですけど、それ以外は。
前田:岸田奈美さんのときのポップもすごく良かったし、手も早いしフットワークも軽いし。いい子がいるなって印象に残りましたね。ワークは「デザインの必殺技」の作り方がめちゃくちゃ良かったね。特に良かったのが「フォントウォール」!課題をしっかり理解したうえでやってくれてるなって感じて嬉しかったです。
小野:「デザインの必殺技」は、一番ワクワクしながら取り組めたワークです!「デザインあるある」や、鉄板のデザインを体感しながら理解できました。
前田:見た人が高確率で良い反応をするデザイン、鉄板の「すべらないデザイン」を理解するための第一歩になるワークだよね。ワークの02で集めた1000例のデザインから、マイベストとマイワーストを決めるのが03。02と03で選んだデザインから、すべらない手法や表現を見つけ出して、それぞれに技の名前をつけるのが、04の「デザインの必殺技」。世の中のグラフィックデザインを把握して分析することで自分の引き出しも増えるから、ここぞというときに役に立つ知識が身につく。
小野:たしかにすごく役に立ってます。仕事でデザインをしていて悩んだときに「あの必殺技が使える!」って思い浮かぶことが結構あるんです。
前田:正直に言うと02と03はそんな良くなかったんだよね。チラシとか広告系が多くて、もっといろんな世界があるのになって思った。偏ってるな、今やってるのがこういう仕事なんだろうなって印象を受けました。
小野:今振り返ってみると前の仕事の内容に近かったというか、普段から気にしてるものが多かったなって思いますね…。
前田:でも、とにかく必殺技が良かった。収録した15個のワークのうち、02、03、04は同じ人の事例にしたくて、ここは小野くんだなと。『勝てるデザイン』を作りながら「デザインの必殺技」をカードゲームにしたいと考えてたんですよ。小野くんの必殺技のワークがカードみたいになっていたから、それに背中を押してもらえましたね。「あ、これはいけるな」と確信した。
小野:すごく嬉しいです。急にプロジェクトリーダーに指名されたときはびっくりしましたけど(笑)。
前田:カードゲームを作るなら、リーダーはもう小野くんしかいないと思って、前田デザイン室のFacebookからメンションを飛ばして指名しました。「フォントウォール」を見て、僕のやりたいことを一番理解してくれてると感じたし、成長したいって気持ちもすごく伝わってきたから。
ーーー指名されて、すぐにリーダーを引き受けたんですか?
小野:いや〜、かなり悩みました。即決できれば良かったんですけど…。初めてのオンラインサロンで初めてのプロジェクトで、いきなりリーダーなんて僕にできるのかなと思ってしまったんですよね。結婚を考えて同棲も始めてたタイミングだったし、プロジェクトに参加したらかなり忙しくなるし、どうだろうなって気持ちもありました。でも婚約中だった妻に聞いたら「やってみたら」と言ってくれて。不安もありましたけど、これ以上のチャンスは人生でもうないと思って覚悟を決めました。
前田:小野くんは他のプロジェクトを体験しないまま、いきなりリーダーになったから大変だっただろうなと思います。前田デザイン室もコロナの影響を受けてあまり大きな活動ができなくて、3月に『マエボン2』を出したあとは、プロジェクトらしいプロジェクトがなかったんだよね。月に3人くらいゲストを呼んで定例会をしたり、学びにシフトしてる時期に入会してくれたから。
小野:本当に手探り状態で、たしかに大変ではあったんですけど、本当にすごい体験をさせていただいたと思ってます。会社だと経験を積んでからとか、実績のある人から挑戦する権利を得られるパターンが多いと思うんです。でも前田デザイン室は、手を挙げればすぐにバッターボックスに立てるんですよね。リーダーとは言っても、プロジェクトメンバーみんなが支えてくれて一緒に頑張っていけるので、心強かったです。
前田:クラファンも17時間で目標額を達成して大成功したけど、プロジェクトリーダーを経験してみて何か変化はあった?
小野:デザウィンのプロジェクトを通じて、デザインの面白さを改めて知って「やっぱりデザインをちゃんと仕事にしたい」と思うようになりました。今はもう、やって良かったって気持ちしかないです。
前田:先日無事にデザウィンが発送されて、やっと少し肩の荷が降りたんじゃない?去年の秋から始まったプロジェクトだから、ちょうど1年掛かりのプロジェクトか。本当にお疲れ様!
小野:ありがとうございます!そうですね、ついに支援者の方に届けられて少しホッとしました。届いたよ、やってみたよっていう報告ツイートを見られて、すごく嬉しいです。あのとき前田さんに指名していただけなかったら、多分リーダーはやっていなかったし、今こうしてNASUで仕事をしていることもなかったと思います。
NASU入社の経緯
ーーーNASUでアルバイトを始めたときは、まだ前の会社にお勤めされていたんですよね?
小野:はい。相変わらずコロナの影響で休みの多い状態は続いていたんですが、週に数日は出勤していました。でもデザウィンのリーダーをやるなかで「もっとちゃんとデザインをやりたい!」という気持ちがどんどん強くなっていて。「この会社にいても、デザインを極めるのは難しいかもしれない」と転職を考え始めていたときに、前田さんがバイト募集のツイートをしていたんです。気になりつつもずっと悩んでいて、ギリギリで応募しました。
前田:それが今年の5月だよね。たしかにギリギリだった気がする。
小野:NASUで働けるチャンスだ!と思ったんですけど、アルバイトっていうのが引っ掛かってすぐには応募できなかったんです。僕、結婚してるしな〜って…。でも例の「一回欲しいと思うと、手に入れないと気が済まない」が発動して、どうしても諦められなくて妻に相談しました。手に入るかは別として、ここでチャンスに乗れないと後悔するっていうのはわかっていたので。
前田:「手に入れないと気が済まない」っていうのは、奥さんもそんな感じで手に入れたの(笑)?
小野:えっ!いや、まあ〜…あったかもしれないですね(笑)。妻に「採用されるかもわからないし、されてもアルバイトなんだけど」と相談したら「やってみたら」と言ってくれたので、その場ですぐ前田さんに連絡しました。そうしたらすぐにOKいただけて。たぶん無理だろうなと思いながら一か八かで応募したので、嬉しいけど気持ちがついていかなくて動揺しました(笑)。
ーーー無理だろうと思っていた理由は、小野さんが東京にお住まいだからですか?
小野:そうですね。NASUは大阪が本社なのに僕は東京に住んでいるし、まだ前の会社でも仕事をしていたから週3くらいしか出勤できないし…。
前田:まあ、たしかに東京か大阪なら、大阪の人を採用したいです。でもデザウィンのときのコミュニケーションを見て「小野くんならリモートでも大丈夫」という確信があったので採用しました。ちょっと前に入りたい会社があるってツイートしてるのを見ていたから、NASUでいいのかな?とは思ったけど。
小野:その会社は、転職しようと探していた中では一番いいなって思っていました。NASUは僕が入れるレベルよりも、はるか上にある会社って認識で、選択肢にすら入ってなかったです。でもNASUに入れるなら、NASUしか考えられなくて。条件とかアルバイトとか、なんでもいいからチャンスがあるなら入りたいと思いました。だから働けると決まったときは、本当に嬉しかったです。
ーーー5ヶ月間、アルバイトとして働いてみてNASUはどうでしたか?
小野:「僕のデザインは詰めが甘いな」って痛感しました。前の会社ではOKだったけど、NASUでは通用しないことばかりで。僕の知らない本物のデザイナーの世界を見て、衝撃でしたね。ここまでやるんだっていう、レベルの違いを再認識しました。
前田:NASUはとことん、やり切るからね。デザインにこだわればこだわるほど会社は赤字になるから、ほどほどで完成させるやり方も理解はできるんだけど。でも、そういう環境で働いている人が「成長できないんじゃないか」って不安に思うのもわかる。
小野:NASUに入ってからは、成長してるって実感できるので楽しいです。はじめは知らないことだらけで、毎日がいっぱいいっぱいでしたけど(笑)。「文字詰めして、いい感じにしておいてね」って言われてもどうしたらいいかわからなくて、アトリエ(前田デザイン室の会員専用オンラインスペース)で「文字詰めやったことないから教えて!」って聞くくらいのレベルでした。
前田:そこから5ヶ月で正社員になったわけだから、成長のスピードが半端ないよね。努力の量がすごいと思う。
小野:デザインが思いっきりできる環境にいられることが、本当に嬉しいんです。ずっとデザインを仕事にしたかったので。だから努力しようと思わなくても、自然と頑張れているのかなって思います。
前田:NASUは「いいものを作るためならとことんやろう」という空気があるから、フィードバックも結構厳しいと思うけど、辛い思いをしたことはなかった?
小野:辛いと思ったことはないですね!フィードバックをいただけるのはすごくありがたいですし、できなくて悔しいと思うのも成長のチャンスだと思うと楽しいんです。自分のデザインに手応えを感じられるようになってきて、少しずつだけど確実に前進してる実感があります。
ーーー正社員になることを前提としてアルバイトを始めたんですか?
小野:一応、いろいろな条件をクリアできたら正社員になれるとは言われていました。でも社員になることが目的ではなくて、本気でデザインをするのが目的でNASUに入りたかったので、その前提がなくてもアルバイトはしていたと思います。
前田:最初は出勤も週3だったけど、途中で「NASUだけにしたいです」と言ってくれたんだよね。
小野:このまま両方の仕事を続けてても、どちらも中途半端になってしまうと思ったんです。NASUでデザインの厳しさを知って、本気でデザイナーとしてやっていくなら、前の会社を辞めてNASU一本でやるべきだと考えました。全然まだまだなので、しばらくはアルバイトで頑張っていく覚悟をしていたんですけど「10月から正社員で」と言っていただいて。本当にいいのかなって、今でもまだ少し信じられないでいます。
前田:社員になることで生まれる覚悟もあると思ったのと、社員になったら大阪に来てくれるんじゃないかなって期待も少しあった(笑)。小野くんが伸ばしたいところと僕自身が弱点だと思っているところが一緒だから、いつか大阪に来てくれたらいいなとは思ってます。小野くんはコミュニケーションのレベルが高いから、東京に住んでいても問題なく仕事ができるけど。
ーーーアルバイトから正社員になる話は、いつ知らされたんですか?
小野:朝のミーティングで突然「ゆったん(小野さんのあだ名)、10月から社員で」と言われました(笑)。「えっ本当ですか!?」って叫んじゃったくらい、信じられなかったです。
前田:サプライズのプロポーズみたいになってたね(笑)。
小野:少し前から「大阪に来られる?」と聞かれたりはしてたんですけど、社員になれるのはまだまだ先だと思っていたので、本当にびっくりしました。いいんですか!?って感じで…。
前田:たしかにまだまだこれからな部分は大きいけど「東京に住んでるハードルを越えてでも社員にしたい」と思わせるだけのものが小野くんにはあるので。ちょこちょこ大阪にも来てくれたら嬉しいけど。前の仕事の経験を活かして、大阪で営業をするのもいいかもしれないね。今ある縁を拡大したり、いいなと思う業界にアプローチしたり、これから一緒にいろいろやっていこう!
小野:はい!いろいろなことに挑戦できるのが楽しみです!
NASU代表 前田高志へインタビュー
ーーー前田さんから見て、小野さんはどんな社員ですか?
前田:とにかく手が早い。頼まれたことをすぐにやってくれるから、安心できます。フットワークも軽くて、コミュニケーション能力が高いのもすごくいいですね。NASUはコミュニケーションのラリーがすごくて、アイデアや意見を打ち合いながら仕事を進めていくので、小野くんじゃなかったら東京に住みながら働くのは難しいと思います。
ーーーここを改善したらもっと良くなるなと感じるところはありますか?
前田:仕事としてデザインをしてきた期間が短いっていうのが弱点になるのかな。でもそこは経験と努力でカバーできることなので。今ある価値を伸ばしながら、ブラッシュアップしていってくれたらいいと思っています。
小野:ありがとうございます…!頑張ります!
前田:NASUのメンバーは精鋭なので、自信を持って頑張ってくれたら大丈夫だと思います!
小野:本当にNASUのみなさんは全員尊敬できる人たちで、恵まれた環境で仕事させていただいているなって思っています。今は助けてもらってばかりなんですが、みなさんをフォローできるような、力のあるデザイナーになっていきたいです。
前田:ナッスリマンも良かったし、コンテンツを作るのも向いてるんじゃないかな。これまでのNASUは、すでにあるコンテンツの魅力を掘り下げて磨き上げる方向が多かったけど、今後はコンテンツを一から作って磨いていくことも積極的にやっていくので。小野くんはキーマンになっていくんだろうなと思ってます。
小野:そう言っていただけてすごく嬉しいです。大阪に来られないぶん、いろいろと工夫しながら成長して、一日も早くNASUの力になれるデザイナーになりたいです。
前田:意識してなかったけど、これまでNASUの社員は全員女性だったので、初の男性社員なんですよね。でも小野くんはあんまり男性を感じさせないというか、ジェンダーレスな雰囲気だから、そこもNASUに合っているのかなと思います。だんだん個性あふれる会社になってきました!これからまた、面白い変化が起きそうで楽しみです。
小野:「デザインを仕事にする自分」を諦めずにやってきて、本当に良かったです。
前田:欲しいものは手に入れないと気が済まないからこそ、諦めずに頑張れたんだろうね。いい意味でしつこく努力できるから、NASUにたどり着いてくれた。これからもしつこくて熱い頑張りを期待してます!
小野:ありがとうございます!これからもデザインにまっすぐ挑戦して、しつこく頑張っていきます!
〈文=成澤綾子(@ayk_031)/ 編集=浜田綾(@hamadaaya914)/ 撮影=吉田早耶香(@_re44)〉