プロフィール写真、第3弾。アートディレクションなら、もっとよくできる!
NASU代表、前田高志の旧ブログより転載した記事です。現在は休止中のサービスですが、ご興味のある方はこちらよりお問い合わせください。
アートディレクター/グラフィックデザイナー前田です。
またまた写真のお仕事をさせていただきました。調子乗って「プロフィール写真&ディレクション」第3弾です。
早速、こちらが仕上がったプロフィール写真。
今回は「中央カイロプラクティック院西宮(現在の名称はカイロプラクティック・ステーションありがとう)」院長の作本正次さん。
作本さんのことは以前からブログコミュニティで知っていて「ブログ記事の内容が濃くて博学」「お客さんからすごく信頼されている方」という印象。
こういった中身がしっかりした人の「見せ方を変える」のが前田の一番やりたい仕事なのです。
こういう仕事は燃える!
作本さんは情報発信にすごく力を入れている。ブログと公式ページがあってコンテンツがすばらしい。ただ、失礼なから「見せ方」に関しては無頓着だったと思う。(というかそもそも意識をしたことがない)
しかし、それでいい。「体を良くする」のが彼の仕事。本業に没頭するのが自然でそれが「かっちょいい」のである。
僕のプロフィール写真の第1弾・第2弾を見て気づきがあったようでご依頼いただいた。アートディレクター冥利につきる。
↓以前の作本さんのブログはこんな感じでした。
これはこれで「院長先生が頑張って作ってるのかなぁ?」という素朴な感じがして悪くはない。(決してディスってはいない)写真もたくさん使っていて信頼感がある。ただ、もったいない。もったいなさすぎる!「アートディレクション」ならもっとよくできる。
作本さんのサイトの課題点
- タイトルが長すぎる(覚えられない)
- メニューが多すぎてどこを押していいかわからない
- スナップ写真が親しみがあって良いが、アンバー系の色味がマッチしていない。(作本さんの顔が脂ギッシュ?)
「タイトル」「メニュー」はデザインと一見関係なさそうに思えるかもしれないが、大事な「見せ方」である。見た人のスッと頭に入ってこないと何も伝わらない。
発信する側の想いが強すぎるとこういうことが起こる。タイトルはシンプルに「院名」に。メニューも少なくまとめてもらった。
タイトルは仮設ロゴをデザインして設置。覚えてもらいやすくするために「作本さんのキャラクター」をあしらった。このイラストは看板に使われていたものを使わせてもらった。
キャラクターはすごくラフな小さい画像データしかなかったので、イチからキレイに起こした。(この作業は結構時間かかる。我ながらサービスしまくり!)
しかし、このデータがあればポスターや看板にも大きく使えるのだ。
作本さんの写真について
作本さんの以前のプロフィール写真は、「良い人そう」「明るい」「温和でやさしそう」。
実際スカイプで打ち合わせした時は、意外と「やんちゃ」な印象だった。(良い意味で)写真は実際の本人と同じ印象の方が絶対良い。
良い人だけどやんちゃな感じ、先生だけどちょっとユーモアのあるかっこいい先生を目指した。
↓アンバー系の色が気になる。それと作本さんのテカリ。
元々のスナップ写真がアンバー系なのがすごく違和感があった。病院のような「清潔感」が欲しい。
ブルー系ハイトーンの写真が、清潔感があってカイロプラクティックというサービスにマッチしている気がした。
実際には検証の際にブルーすぎるのはNG。少し肌色の温かみは残した方がよかったのでそうした。伝えるべきイメージとして作本さんにこう提案した。
というわけで現在、TOPページは のような感じになっている。プロフィール写真とTOPのヘッダー画像は今回あえて変えた。
ヘッダーはどういう仕事がすぐイメージできるようにした。
ちなみに患者のモデルはこの撮影のために来てくれた「株式会社みらいきって」の代表、高桑のりこさん。
キャッチコピー
「作・本・正・次」というサイドバーのコピーは前田の発案。
キャッチコピーは今回のサービスに含まれていませんが、ひらめいたので提案したら、作本さんがすごく気に入ってくれた。
最終的な文章のディティールは作本さんにお任せした。
その他の写真
ブログ記事やサイト内で使える写真を数点、提供した。
実はこんなかっこいいカットもあるけど実は納品してない。なんかカッコつけてる感じが合わない気がして(笑)作本さん必要なら納品します!真剣なブログ記事の時に良いかもしれませんね。
アートディレクションであなたの魅力はもっと伝えられます。間違った見せ方をしている人は逆宣伝です。
サイトを良くしたい方、プロフィール撮影&WEBサイトのアートディレクションのご相談をお待ちしています。