DESIGN

粗ドットで、日常に浸透する明るく楽しいデザイン

株式会社NASUが運営するオンラインコミュニティ 前田デザイン室で、粗ドットを無料でダウンロードできるサイト『DOTOWN(ドッタウン)』を企画・制作しました。

粗ドットとは、可能な限り低い解像度のドット絵です。時代ともにゲームグラフィックスは精細になっているのに対し、逆に粗く抽象化させたものです。いわば、ゲームグラフィックスの逆進化。「ドット絵はどの世代にとっても懐かしいより愛らしい。粗くすることで、おもちゃのような感じになる。」という代表・前田の仮説から粗ドットが誕生しました。

また、この粗ドットは制作者によってクオリティの差が出にくく、世界観を再現しやすい。多種多様のメンバーがグラフィックを制作することになってもブランドイメージが守られやすい。以上の理由から、前田デザイン室設立時からメインビジュアルとして使用されています。

『DOTOWN』では、前田デザイン室のクリエイターが制作した750点以上の粗ドットを全て無料で使用することができます。

このサイトのリリース後には、SNSで広く拡散され、Yahoo!ニュースハフポストなど多くのサイトで紹介されました。日本のみならず海外でも利用されています。1ヶ月で約176万PV。『DOTOWN』の明るく楽しいデザインが世界中に届くことで、デザインが日常に浸透するきっかけとなりました。

企画・クリエイティブディレクション|前田高志
プロジェクトリーダー|北山裕美(前田デザイン室)
アートディレクション|梅川大地(前田デザイン室)
素材監修|貫井ゆっくら(前田デザイン室)
デザイン・Webデザイン|前田デザイン室メンバー