「フォントはグラフィックデザインへの興味の扉を開く鍵」を伝えるデザイン

自社ワーク

概要

2023年4月10日にNASUの自主企画として、フォントをテーマにした1DAYイベント 『FONT BAR(フォントバー)』を開催しました。同イベントの企画・運営・ロゴのデザインを行いました。

プロジェクトのはじまり

お茶の間にデザインを。

NASUは、「お茶の間にデザインを」の方針を大切にしています。

デザインは一部の専門家だけのものではなく、もっと多くの人が気軽に触れ、楽しめるものであってほしい。そんな想いから、グラフィックデザインの魅力に触れるきっかけづくりとして、自主企画のイベントを開催することにしました。

そこで着目したのが「フォント」です。

フォントはデザイナーだけのものではありません。チラシや看板、メニュー、SNS、プレゼン資料など、あらゆる仕事や暮らしの中で使われています。誰もが日常的に触れているフォントだからこそ、グラフィックデザインへの興味を持つ入り口になると考えました。

NASUの目論見

フォントの話以外は禁止のイベントを企画

そこで、フォントを共通言語にした交流の場『FONT BAR』を企画しました。ルールはひとつ。「フォントの話以外は禁止」。

フォントというデザインの入り口をテーマに、業種や立場を超えたコミュニケーションが生まれ、グラフィックデザインの魅力や可能性に触れるきっかけになる。そんな場を目指しました。

また、開催日は4月10日の「フォントの日」に設定。フォントという身近なデザインの存在に改めて注目してもらう機会としています。
※「フォントの日」とは、「フォ(4)ント(10)」と読む語呂合わせから4月10日としています。デザインの重要な要素となっている「フォント」にあらためて注目してもらうことを目的として、2017年にアドビ社が制定し、日本記念日協会の認定を受けた正式な記念日です。

目論見に基づいた制作物のご紹介

フォントの話だけができるイベント。

『FONT BAR』は、デザイナーはもちろん、デザインを仕事にしていない人も参加できる1DAYイベントです。

「フォントの話以外は禁止」というルールを設けることで、初対面同士でも自然と会話が生まれる場をつくりました。共通の話題をひとつに絞ることで、業種や立場を超えたコミュニケーションを促しています。

フォントに囲まれる空間演出。

イベント会場では、『FONT BAR』の世界観を体感してもらうため、壁一面にフォントが印刷された紙を敷き詰めました。

会場全体をフォントで満たすことで、参加者が自然と文字に目を向け、会話のきっかけが生まれる空間を目指しています。

フォントで選んだフード。

提供する食材も、味ではなく「フォントが良い」と感じたものを基準に選定しました。

イベントのどの場面でもフォントというテーマから離れないようにすることで、会話だけでなく体験そのものがフォント中心に設計されたイベントとしています。

フォントは、グラフィックデザインへの興味の扉を開く鍵。

『FONT BAR』のロゴマークには、「フォントはグラフィックデザインへの興味の扉を開く鍵」という意味を込めています。

デザインに詳しい人だけでなく、誰もがフォントをきっかけにデザインの世界へ入っていける。そんなイベントの役割をシンボルとして表現しました。

また、『FONT BAR』という名前には、フォントの話だけが許される少し秘密めいた会合というニュアンスも含まれています。

そこでロゴには、「F」と「O」を組み合わせた鍵のモチーフを採用。グラフィックデザインへの入り口を開く鍵であることと、参加者だけが共有できる秘密の会合のような遊び心を、一つの形にまとめています。

クライアントの声

「FONT BAR 」は、年鑑2024ロゴ・シンボルマーク部門に入選しました。

制作概要

クライアント
自社ワーク
企画・クリエイティブディレクション
前田高志
デザイン
小野幸裕
カテゴリー
企画
グラフィック
企画・ブランディング
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